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家庭でできる温暖化対策

地球温暖化の原因の一つといわれるCO2排出量は、全体の約15%が家庭からの排出量である。また、1世帯あたりのCO2排出量は約3,971kg-CO2となり、内訳は照明・家電製品などからの排出量が約30%、自動車からが約26%、暖房からが約16%、給湯からが約14%となっている。

出典)温室効果ガスインベントリオフィス


私たちの生活を見直し、CO2の排出を減らすためにはどうすればいいだろうか。まず、下記の取り組みのうち、できるものから始めてみよう。


1. 冷房の温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定する

カーテンを利用して太陽光の入射を調整したり、着る物を工夫すると冷暖房機に頼らず過ごせる。また、冷暖房を入れる時期を少し待ってみよう。

→年間約31kgのCO2の削減、年間で約2,000円の節約


2. 週2日往復8kmの車の運転をやめる

通勤や買い物の際にバスや鉄道、自転車を利用しよう。歩いたり自転車を使う方が健康にもいい。

→年間約185kgのCO2の削減、年間で約8,000円の節約


3. 1日5分間のアイドリングストップを行う

駐車や長時間停車するときは車のエンジンを切ろう。大気汚染物質の排出削減にも寄与する。

→年間約39kgのCO2の削減、年間で約2,000円の節約


4. 待機電力を90%削減する

主電源を切ろう。長期間使わないときはコンセントを抜く。また、家電製品の買い換えの際には待機電力の少ない物を選ぶようにしょう。

→年間約87kgのCO2の削減、年間で約6,000円の節約


5. シャワーを1日1分家族全員が減らす

身体を洗っている間、お湯を流しっぱなしをやめてみよう。

→年間約65kgのCO2の削減、年間で約4,000円の節約


6. 風呂の残り湯を洗濯に使いまわす

洗濯や庭の水やりのほか、トイレの水に使っている人もいる。残り湯利用のために市販されているポンプを使うと便利。

→年間約17kgのCO2の削減、年間で約5,000円の節約


7. ジャーの保温を止める

ポットやジャーの保温は利用時間が長いため、多くの電気を消費する。ごはんは電子レンジで温めなおす方が電力の消費は少なくなる。

→年間約31kgのCO2の削減、年間で約2,000円の節約


8. 家族が同じ部屋で団らんし、暖房と照明の利用を2割減らす

家族が別々の部屋で過ごすと、暖房も照明も余計に必要になる。

→年間約240kgのCO2の削減、年間で約11,000円の節約


9. 買い物袋を持ち歩き、省包装の野菜を選ぶ

買い物袋を持ち歩いけばレジ袋を減らせる。

→年間約58kgのCO2の削減


10. テレビ番組を選び、1日1時間テレビ利用を減らす

見たい番組だけ選んでみるようにしょう。

→年間約13kgのCO2の削減、年間で約1,000円の節約


出典:https://www.town.mikawa.yamagata.jp/index.html 

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